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【キタマドノイエ オープンハウス開催】 [オープンハウス]

4E3E9A68-FEF1-4CED-9B8C-BC0103111E79.jpeg鎌倉の閑静な住宅街から北側に鎌倉五峰の山並みを望む敷地に、小さな「塔」のような3階建ての住宅ができました。土間が広がる1階のアトリエから、サニタリー、ライブラリー、ダイニングキッチンへと、小さな「居場所」をめぐりながら登っていきます。登るにつれて視界が開け、最上階は北側だけでなく、ぐるりと山並みに囲まれます。北側に設けた大きな窓が階をまたいでこの小さな建物を自然光で満たし、キタマドから見渡す山の緑と暮らすイエとなりました。
お施主様のご厚意により、このたびオープンハウス(内覧会)をさせていただく事となりました。秋の気配が漂い始めた鎌倉散策も兼ねて、ぜひお越し下さい。
ゆったりとご覧いただけるよう、
30分ごとの予約貸切り制とさせていただきます。
9月17.18.19日
①10:00~10:30
②10:30~11:00
③11:00~11:30
④ 11:30~12:00
⑤13:00~13:30
⑥13:30~14:00
⑦14:00~14:30
⑧14:30~15:00
⑨15:00~15:30
⑩15:30~16:00
【お住まいに関する無料相談】
また、お住まいの事で何かお悩みごとなどあるお客様向けに、無料の住宅相談(内覧とセットで60分)もお受けいたします。こちらをご希望の方はお申し込みの際にお書き添え下さい。

〈申込先〉
contact@kiz-architect.com(株式会社木津潤平建築設計事務所)
〈記入事項〉
・ご氏名(代表者)
・希望日程(できれば第3希望位までお書き下さい)
・参加人数
・当日連絡の取れる携帯電話番号(代表者)
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共通テーマ:住宅

劇場を守ろう

全国小劇場ネットワークがクラウドファンディングを立ち上げました。
新型コロナウィルスの感染対策のため、営業自粛を続けている全国の小劇場の再開時に向けた支援を募っています。

https://readyfor.jp/projects/shogekijo-network

今回の危機に立ち向かうため、世界中のたくさんの劇場関係者たちがインターネットなどを通じて様々な新たな試みを続けています。
それは、舞台芸術の新たな可能性を探る試みであると同時に、劇場という場所が持つ意味をもう一度考える機会となりました。
劇場で体験する舞台芸術とは何でしょうか?
他のさまざまな芸術との違いは何でしょうか?

それは、“「かたち」と「おわり」がある”ということではないでしょうか?
演劇などの舞台芸術を、例えば映画と比べてみたときに、最も大きな違いは、そこに俳優の身体が実体として存在するということにあります。

すなわち「かたち」がそこにある。
では「かたち」のある芸術、例えば彫刻と舞台芸術の違いは何でしょうか?
彫刻がずっとそこにあり続けるのに対して、舞台芸術には、時間の流れがあり、端的に言うと「おわり」があるというのが大きな違いだと言えます。
この“「かたち」があって「おわり」がある”というのが、舞台芸術を他の表現分野と異ならしめている大きな要素ではないかと思います。
では、“「かたち」があって「おわり」がある”事とは、私たちにとってどんな意味を持つのでしょうか?

それは一言でいうと「いのち(生命)」ではないか?と私は考えています。
この場合の「いのち」とは、科学的な定義での生命の事ではありません。
私たちの心が、“「かたち」があって「おわり」あるもの”に触れたとき、私たちはそこに「いのち」の存在を見出しているのだと思います。
たとえば、お気に入りのグラスが割れてしまったとき、物体がただ形を変えただけなのに、なにかかけがえのないものを失ってしまったと人は感じます。
それを「いのち」と呼ぶことができるのではないでしょうか?
そういった、観念的な意味での「いのち」を、あらゆるものの中に人は感じることができるのだと思います。
舞台芸術とはそんな「いのち」を表現する芸術であり、
劇場とは「いのち」を感じる場なのです。

また、ひとつの場所と時間を共有する、ということはその瞬間、自分の人生の一部、いのちの一部を他者と共有することにほかなりません。
いのちといのちが触れ合う瞬間に、魂を揺さぶるようなエネルギーをもらったり、そのはかなさに胸をしめつけられたりして、いつまでも忘れられない感動を得られるのだと思います。

だからこそ、そんな場所を、私たちはこれからも失ってはいけないのだと思います。
今はまだ、直接いのちが触れ合う場所としての劇場を開くことはできません。
けれどいつか必ず、その日が来ることを信じています。その日になればまた、劇場でたくさんの、「いのちの出会い」があることを信じています。

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歌舞伎「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」CS放映 [舞台空間デザイン]

2017年10月 歌舞伎座で上映した
「極付印度伝 マハーバーラタ戦記」(尾上菊之助主演 宮城聰演出 青木豪脚本)が
CS衛星劇場にて3月放映されるそうです。

尾上菊之助さんは昨年12月も新作歌舞伎「ナウシカ」を上演されていましたが
今の時代に新作をつくり、これからの歌舞伎レパートリーとして残していこうという
意欲に満ちた素晴らしい芸術家の方です。

「マハーバーラタ戦記」は、
菊之助さんがSPAC「マハーバーラタ ナラ王の冒険」(宮城聰演出)をご覧になり
ぜひ新作歌舞伎にしたいということで企画され、主演されたものです。

空間構成 を担当させていただいて光栄でした。
深沢襟さんの屏風絵とコラボレーションしました。

菊之助さんや七之助さんを始め歌舞伎役者の方々の演技、パワーと美しさに圧倒されました。
音楽監督の棚川寛子さんが作曲した音楽も素晴らしいものですし、
高橋佳代さんデザインの神々の衣裳も話題となりました。
CSが見られる方はぜひご覧ください。

放映予定
序幕 3/3 16:00-、3/23 16:00-
二幕目 3/5 16:00-、3/24 16:00-
大詰 3/6 16:00-、3/24 17:15-
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雑誌『& Premium』 2020年3月号 掲載 [設計事務所の日常]

今ちょうど発売中の
マガジンハウス『& Premium』3月号
「暮らしを楽しむ部屋に、整える」

カフェハウスnokka
茶の間のある家
原稿用紙のような家
SOLA HOUSE
が掲載されました。

雑誌の真ん中、中綴じ(Book in Bookと呼ぶそうです)に
8ページも掲載していただきました。
ありがとうございます!

実は、2019年9月号で掲載された「原稿用紙のような家」の記事に
反響があったそうで
この3月号では「原稿用紙のような家」をはじめ、
弊社で設計した4つの家をもとに
暮らしを楽しむために
「収める」「飾る」事例が紹介されています。

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すべてしまいこんで片付ける
というより
自分が選んだ好きなものに囲まれ、
飾るのもふくめて場所を決めて収めることで
空間を作っていく、味付けしていく
そんな風にご自身の住空間を楽しみながら
ご自分の手で創りつつ暮らしている事例ばかりです。

家づくりの際
どんな風に建築家にリクエストすれば良いのか?
そんな時の参考にもなるのではないかと思います。


今回取材にあたって
久しぶりにお家へお邪魔して
それぞれのお施主様達との家づくりのエピソードを
お施主様と話したり
楽しんで暮らしていらっしゃる様子を拝見する時間は
何より楽しい時間でした。

お施主様達と『&Premium』を作ってくだった皆様
ありがとうございます。

蔦屋書店 湘南T-SITE 2号館では平積みになっていましたよ。
場所によってはコンビニにも置いてあります。
ぜひお手に取ってご覧ください。
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二世帯住宅の1年点検 [2世帯+共同住宅]

すっかりブログ更新が遅れていて
去年の話ですが
二世帯住宅の1年点検に伺いました

昭和初期に建てられたお屋敷のあった思い出の土地に
新しく、アトリエのある二世帯住宅と賃貸住宅を建て替えられました。

もとのお屋敷にあった思い出の詰まった建具を使ったお座敷で
お昼ご飯をご馳走になって
ゆっくりとお話を伺わせていただき
とても楽しそうにご家族2世帯でお住まいのご様子に
こちらも嬉しくなりました。

また満室の賃貸住宅の方達とも
お庭でパーティーをしたりと
ご希望どおり、緩やかなつながりでコミュニティを作っていらっしゃるそうです。

こちらは以前撮影した二世帯住宅にあるアトリエの写真です。
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遅くなってしまいましたが
worksページにM-unitの写真をアップしましたので
ぜひご覧ください。
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『アンティゴネ』ニューヨーク公演 ベスト10入り [舞台空間デザイン]

『アンティゴネ』(宮城聰演出 SPAC)ニューヨーク公演は
チケット完売で好評をいただいておりましたが
TIMES誌が選ぶ2019年の公演ベスト10
第6位に選ばれたそうです

2017年にフランス アヴィニヨン演劇祭 オープニング公式招待作品として
アヴィニヨン教皇庁 中庭での『アンティゴネ』演劇公演のために
木津潤平が舞台美術を担当しました。

2019年秋はニューヨーク パークアヴェニューアーモリーホールにて
室内バージョンで公演を行い、連日満席となっていました。
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雑誌『& Premium』 掲載 [設計事務所の日常]

雑誌『& Premium』9月号に
原稿用紙のような家
が掲載されました

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Memory of Zero 舞台デザイン [舞台空間デザイン]

明日3月9日10日
神奈川県民ホールにて
Memory of Zero
というダンス公演があります。

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ピアノ 一柳慧
構成 演出 白井晃

「 2人の芸術監督が「身体と記憶」をテーマに創るダンスパフォーマンス
滅亡の街と化した劇場空間で、ダンスの現在(いま)を映し出す」
第1部「身体の記憶」
第2部「最後の物たちの国で」(作/ポール・オースター 訳/柴田元幸)を基にした2作品を
上演します。

こちらの空間構成を担当しています。

振付 遠藤康行
主演 小池ミモザ (モナコ公国モンテカルロ・バレエ団プリンシパル)

指揮 板倉康明
演奏 東京シンフォニエッタ

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ぜひお楽しみに
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Holiday Village オープンまであと少し [地域コミュニティスペース]

茅ヶ崎にて工事中の
レンタルスペース&コミュニティカフェ
Holiday Village


完了検査が無事終わり
4月オープンに向けて
あと少しとなりました。

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茅ヶ崎にまた一つ
人が集まるワクワクするスペースが出来上がりますね

これからが楽しみです

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ニューヨーク Park Avenue Armory公演 [舞台空間デザイン]

今年10月
ニューヨーク Park Avenue Armoryでの
演劇公演『Antigone』の舞台デザインを担当することになりました





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オペラ「ルサルカ」youtube映像 [舞台空間デザイン]

2017年日生劇場での
日生オペラ「ルサルカ」

ダイジェスト映像がyoutubeで公開されたと
日生劇場から連絡をいただきました。

こちら からご覧いただけます。

空間構成を木津潤平が担当しました。

もともと海をイメージした日生劇場の壁。
ここで人魚姫のオペラをやる。
それならと、さらに舞台上にも壁からの連がりを伸ばし
お客様が海の中にオーケストラも一緒に包まれているようなデザインに
すぐに決めました

照明は、有名な照明デザイナーの沢田祐二さん。
「月光の場面では、月の光そのものを表現するのではなく、人魚姫ルサルカから見た月明かりに照らされる湖面のきらめきを舞台に表現してほしい」
などの細かな視覚的要望にも快く応えていただき、感謝しています。

オーケストラの弦が動く様子をさざなみに例えて
視覚的にも演出に取りいれたアイデアなど
オペラを知り尽くした日生劇場の方々にも気に入っていただき
空間に関するアイデアの実現に向けて
一緒に作り上げる時間はとても創造的な前向きな空気に満ちていました。

平成29年度(第72回)文化庁芸術祭賞 優秀賞受賞作品

Stage Designed by Junpei Kiz Kizu Junpei for Opera "Rusalka"

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Theatre E9 Kyoto [Theatre E9 Kyoto]

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「木津さんのお仕事は夢を与えるお仕事ですね。」
Theatre E9 の忘年会でこんな言葉をかけて頂いた。
「とんでもない!全く逆です。僕がこの方達から大きな大きな夢を貰っているんです。」
とお答えした。これは謙虚でもカッコつけでもなんでもなく、全くの真実。

このお仕事だけでなく、全てのプロジェクトがそう。

鵠沼海岸の踏切の側にある小さな事務所の扉を叩くお客様は、
皆さん大きな大きな夢を抱えて、狭い階段をエッチラオッチラいらっしゃる。
その夢を形にするお手伝いをするのが、建築家としての僕の仕事。

この仕事の何と幸せなことか!

実は独立前は建築設計の仕事とどう向き合うべきか、随分悩んだ。
建築家として独立してやっていく為の「芯」のようなものが定まっていないと感じて悶々としていた。
そんな中、1つのお墓のデザインをさせていただいた事が、大きな転機となった。
亡くなったのは、小さい頃から自分を可愛がってくれたおじさんだった。
一年経ってもまだ哀しみが少しも消えず、泣きながら暮らしていたおばさんの助けにならないかと思い、
彼女の座る小さな石を墓石の前に据えた。
若い頃建築家に憧れていたと言うおじちゃんが、もし自分のお墓を作るなら、
きっと自分の為ではなく、残される最愛の人の為に「居場所」を作ってあげたいだろうと思った。

ああ、そうだ。
建築家というのは、誰かに変わって、誰かの居場所を作る仕事なんだ。
それなら一生をかけて追い求められる。
ようやく「芯」が見つかった。
こうして僕は駆け出しの建築家になる事が出来た。

その為に僕は1つの夢を諦める決意をした。
「劇場を設計したい」という夢を。
その為に就職を決めた大きな設計事務所を離れる事になるから。

独立して10年が経ち、沢山の人から夢を貰って、その夢の大きさに導かれるように育てられてきた。

そして独立して10年目の夏に京都で、
かつて僕が一度手放した、「劇場をつくる」という夢を抱えた人達に出会った。

建築家は自分の夢を追うのでは無い。誰かの夢に寄り添いそれを形にする。
そうやって、最期まで、この幸せな写真の様な時間を、共に分かち合いながら、誰かの居場所を作って行く。
そうやって一緒に劇場を作っていけることの幸せをしみじみ感じました。
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冬期休業のお知らせ [設計事務所の日常]


木津潤平建築設計事務所は
明日より1月3日まで
冬期休業とさせていただきます

昨日より今日にかけて
茅ヶ崎ビーチコーポラティブハウス
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茅ヶ崎コミュニティカフェ×レンタルスペース ホリデイビレッジ
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京都 Theatre E9 Kyoto
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という現在進行している現場打合せです

オーナー様
現場工事関係者の皆様
協力設計事務所の皆様
関係する皆様に感謝しながら
本年の業務を終了とさせていただきます

2018年夏に竣工した
杉並区のアトリエハウス
集合住宅
のオーナー様より
「この家で新年を迎えられる幸せを感じています」
という嬉しいメッセージが届きました
ありがとうございました

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また来年も
ワクワクするプロジェクトが進行します
どうぞ2019年も
木津潤平建築設計事務所をよろしくお願いいたします

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京都の小劇場Theatre E9クラウドファンディング目標達成 [劇場]

京都に小劇場を作ろう!
弊社で設計監理を手掛けております
Theatre E9 Kyoto(シアターイーナイン) のプロジェクトが
昨日 クラウドファンディング目標達成しました。
ご協力いただいた皆様 ありがとうございました。

現場では倉庫リノベーション工事が始まり
来年夏のオープンに向けて動いています。

多くのご支援があったことで
この小劇場が必要とされているということが改めて感じられ
関係者一同にとって
大きな力となっています

ところで、このプロジェクトを進めているアーツシード京都の
プロジェクトを紹介する動画に
この夏
弊社事務所に集まった大学生が作ってくれた1/30模型が何度か登場します。
小さなカメラで撮影すると
まるで本物の劇場のようですが
画面左上に建築模型と出ているとおり
建築模型です。

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リンクを貼りますので、ぜひご覧になってみてください。

アーツシード京都のページはこちら

facebook Theatre E9 Kyotoはこちら


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ランドスケープシアター講演 & Theater E9 [劇場]

本日東京ビッグサイト
「ランドスケープシアター」

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実際の舞台写真や動画、スケッチ等とともに
フランス アヴィニヨン演劇祭での
木津潤平による舞台デザインコンセプトについて
のレクチャー終了

レクチャー後半は、
京都に小劇場を作ろう
「TheaterE9Kyoto」プロジェクトについて。

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このプロジェクトを運営していらっしゃる
アーツシード京都 理事
蔭山陽太さんにもご登壇いただいたおかげで
熱い想いをわかりやすく伝えることができました。

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ご来場いただいた皆様
ありがとうございました。

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TheaterE9クラウドファンディングは
残り14日
詳しくはこちら


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