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鉄骨検査 [ガス会社のパッシブソーラー・オフィス]

愛知県の田原市にある森下鉄工さんへ
建物の骨組みとなる鉄骨の製品検査に行ってきました。
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今回の建物は鉄骨造ですが
H鋼などの重量鉄骨を使った通常の鉄骨造とは違い、
L型アングルや溝型鋼などの軽量鉄骨を組み合わせて
より軽くて強い構造体を目指しています。
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構造設計を担当したのは
FLAMMEでもご一緒したリズム・デザインの中田さん。
こんかいの建物に最適なこの工法を提案してくれました。

鉄骨造を「軽くつくる」ことは使用する鉄の量を減らすということです。
当然、環境に対する負荷を軽減することになり、
建設コストを抑えることにもつながります。
KMY009.jpg
しかもその姿がカッコいい!

何故この構造が「軽いのに強い」かはまた別の機会にご説明するとして
小さな部材を束ねるようにして組み上げていく今回の構造は
その製作の精度が半端なく要求されます。
その精度を確保するために施工図を作成してもらうのですが
森下鉄工さんとの施工図の打合せは
ここまでやるかというくらいに細かなところまで詰めていく作業となりました。
通常は現場の判断に任せてしまうような
下地材の取り付け位置や寸法まで
森下鉄工さんは全てのパーツについて
あいまいなところを残さないように打合せにつきあって下さいました。
そしてなにより、その作業をとても楽しんでいるように見えました。

信頼できる業者さんとのお仕事は本当に楽しくてやりがいがあります。

もちろん、検査は何の問題もなく合格!
広い工場に組み上げられた合わせ柱やトラスを前に
俄然期待が高まります。

鉄骨の建て方工事はもうすぐです。
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