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「縁側」と「お茶の間」と「台所」のある家 [縁側と茶の間のある家]

茅ヶ崎の新しい住宅プロジェクトが進行中。

基本設計が一段落し、お施主様のご了解も頂いたので
ブログにて公開させていただきます。

お施主様は旦那様がオーストラリア人の文筆家、
奥様が地元茅ヶ崎出身の料理研究家でカフェ・オーナー
小さなお子様がひとり
の3人家族です。

奥様のご実家の敷地の一角に家族で暮らす住宅を新築したい
とのご相談をいただきました。

旦那様の第一希望は「縁側」があること
奥様のこだわりポイントは「広いキッチン」
そして家族が一つの空間に寄り集まって暮らす家。
お二人の好きな古家具との調和が取れた空間。

お話しをうかがっているうちに
昔ながらの「ちゃぶ台」を囲んだ団らんのイメージが浮かんできました。
家族が集まる6畳の和室、いわゆる『お茶の間』です。
ECD002.jpg
お茶の間を中心に板の間がめぐり、庭に面した『縁側』となっています。
茶の間の奥には『台所』
一段低くなったスペースに広めの作業スペースと
L型のキッチンカウンター
土間こそありませんが、
昔ながらの台所をイメージしています。

という訳で、この家には「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」がありません。
「縁側・茶の間・台所」という、この古き良き日本の住宅の構成を
もう一度見直してみようというプロジェクトです。
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