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「SURPRISING JAPAN」展(香港)出展 [設計事務所の日常]

明日 11月29日より12月4日まで
香港で催される「SURPRISING JAPAN」展(USAGI ギャラリー)
に出展します。

香港SURPROSING JAPAN.jpg

出展はイッセイミヤケ、隈研吾氏など日本からの13組です。
私は、共同主宰するデザインユニット
ファイ・フレーム(PHIFRAME)として
FLAMMEFLAMMEチェアーを出展します。

独立したての10年前のプロジェクトが
こうして再び取り上げていただけることを嬉しく、そして感慨深く思います。
お近くにおいでの際は、とはなかなかいきませんね。
香港にお知り合いの方がいらしたらぜひお出かけください。

FLAMMEチェアーは
鵠沼海岸の事務所OiDenでも使用しております。

寒川にあるオーダー家具のお店
collabore
にて注文生産しております。
タグ:FLaMme
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現場看板 [設計事務所の日常]

現場にとりつけるシート看板が届きました。

さっそく、足場が外される直前の
SOLA HOUSE 
に取り付けてみました。

現場看板.jpg


あまり大げさでなく、シンプルで気に入っています。


SOLA HOUSE は
来年1月連休の頃、オープンハウスを予定しています。

詳しく決まりましたら
またブログに書きますので、どうぞお楽しみに。

現場看板の制作は、湘南を拠点に活躍されているデザイン会社ボンドに依頼しました。

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高校生インターン [設計事務所の日常]

木津潤平建築設計事務所では
毎年夏、地元の高校生インターンの受け入れを行っています。

今年は希望者が多く、合計4名もの申し込みがありました。
建築やインテリアデザインへの関心の高さがうかがえます。

先日、その内の2名が3日間のインターンに来てくれました。

2人にやってもらった仕事は模型作り。
始めはおっかなびっくりだった、カッターを握る手つきも
3日間の内に様になってくるから大したものです。
diary01.jpg

正直、3日間で仕上げるのは難しいかな…と思っていたのですが
最終日の頑張りで何とか完成にこぎつけました!

模型が出来上がった時の満足そうな顔が素敵でした。
何事もやりきった時の達成感ほど、人を成長させてくれるものはありません。
この経験が2人にとって、なにか将来の糧になってくれれば、と思います。
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ギャラリーB [設計事務所の日常]

鎌倉のギャラリーBに打合せに行ってきました。

日本を代表する写真家、十文字美信さんが運営されているこのギャラリーで
来月、八咲潮(うしお)さんの個展が開かれるのですが
縁あって、その会場構成のお手伝いをすることになりました。

潮さんは、今や湘南の新しい名物となった感のある
アートに包まれた美しい江ノ電を手掛けたアーティストです。

個展の内容に関しては、改めてご紹介したいと思いますが、
古い民家の棟梁を移築した、懐かしさとモダンさの共存した素晴らしいギャラリー空間を舞台に
brushicsという、新しいスタイルを確立した潮さんの作品がどのように映えるのか
今からワクワクしています。

潮さんとの打合せに集まったのは、
イヌイットファニチュアーの犬塚さん、
ツナグプロジェクトの大嶋さん、水口さん
このメンバーで面白くならないはずがありません。
会場構成だけでなく、展示の企画自体にも少し関わらせていただいているので
その反響が今から楽しみです。

ギャラリーを視察した後、併設のカフェBeeで
十文字さんが自ら淹れて下さった特別なコーヒーをいただきました。
なんでもチュニジアの王族が貴賓をもてなす際に供されるとても貴重なコーヒー豆だそうです。
一口含んだ瞬間に、身体全体を包み込むように広がる香りが素晴らしく、
呑み終わった後の余韻もまた格別なコーヒーでした。
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器は、十文字さんに「現代の絵付けにおいてこの人の右に出る作家はいない」
と言わしめる作家さんにお願いして
このお店のコーヒーのために特別に作っていただいたものだそうです。


小町通りの路地を入ってすぐのこのお店は
とても静かで安らげる空間でした。
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窓から眺める庭の緑が心をホッと和ませてくれます。

帰り際、
「個展、とても楽しみにしていますよ。」と
十文字さんが肩を叩いて激励して下さり、感激しながらお店を後にしました。

八咲潮さんのサイトはこちら→http://www.asahi-net.or.jp/~jn7m-kmt/
ギャラリーBのサイトはこちら→http://galleryb.jp/
カフェBeeブログはこちら→http://cafebee.jp/ja/
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苔玉教室 [設計事務所の日常]

日曜日
ウチの事務所で
ぼんさい手帖さんによる苔玉教室が開催されました。

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いつもは別々に使っているミーティングテーブルと作業台と製図台を連結。
長さ4.2mの大テーブルに。
事務所を移してから、一度はやってみたかったレイアウトだったので
ひそかにニンマリしてしまいました。

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午前・午後のクラスともに満員御礼の盛況でした。
リピーターの方に加えて、
地元のお客様がたくさん来ていただけてよかったです。

「内気だから。」と遠慮する大家さんにも参加していただきました。
楽しんでいただけたようでなによりです。

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苔玉と一緒に手作り陶器の小鳥を飾って記念撮影。

ゆったりとした、時間と空間を共有できる素敵なイベントでした。
こうして、事務所のスペースを皆さんに使っていただけるようなイベントを時々開ければと思います。

鵠沼海岸スタジオも8月には一周年を迎えます。
ただいま、イベントを計画中ですので、
またこのブログでも、告知したいと思います。

ぼんさい手帖さんの詳細はこちら↓
http://www.bonsai-techo.jp/
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サクラサク [設計事務所の日常]

今朝、自転車でいつもの引地川沿いを通勤中に
川沿いの桜が一本だけ花を咲かせているのに出会いました。
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このところ、台風並みの風が吹いたり
真冬に戻ったような氷雨が降ったりと
厳しいお天気が続いていましたが、
見えないところでしっかりと
春の準備をしていたんですね。

冬を乗り越えた季節に
まるでごほうびのように
咲き誇るサクラを楽しめること。
自然のもたらすこの見事な移り変わりを
しみじみと感じた朝でした。


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「しあわせな家具」とデフレ [設計事務所の日常]

先週末、新宿のオゾンで開かれている
「しあわせな家具展」に行ってきました。

イヌイットファニチュアの犬塚さんが出展されていて
お誘いをいただいたのです。

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神奈川や埼玉といった首都圏以外からも
富山や金沢、那須などで
地域に根差しながらも
国内や海外へ発信していく気概を持って
モノづくりに取り組む家具作家さんの
情熱にあふれた姿にじかに接することが出来ました。

最近、安価な量産家具が人気を集めています。
一脚分の椅子の価格で
ダイニングセットが売られています。
それなりにデザインされて機能的にも支障はないので
「これで充分。」と思わせるものが簡単に手に入ります。
けれど、どうしても欲しいと思わせるようなものは、まずありません。

今朝、家内が
近頃バーゲンに行っても欲しいと思える洋服が
見つからない、とこぼしていました。

デフレの原因は
単にお金を使いたくないのではなく
お金を出しても欲しいと思えるモノが
少なくなってきているからかもしれません。

洋服にしろ、家具にしろ
「高いものは売れない」という強迫観念にとらわれ
「良いものを安く売る」ことが至上命題とされています。

確かに安く買えることはありがたいのですが、
正当な対価や評価が得られない作り手たちは
どうやったら情熱を保ち続けられるのでしょうか?
その先に豊かな未来は待っているのでしょうか?
最近そんなことをずっと考えています。

ここに展示されている
精魂こめて作られた家具にはそれぞれ
きちんとした値段が付けられています。

まずは、生産の現場に携わる人々が
モノづくりに真摯に取り組み
誇りと自信を持って適正な価格をつけているのです。

願わくば、そのようなつくり手が活躍できる場が
この国にももう少し増えてほしいものです。
そしてその価値を認め、
敬うことのできる自分でありたいと思います。

「しあわせな家具展」の詳細はこちらです
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/902.html
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住宅拝見(2) [設計事務所の日常]

高橋夫妻と一緒に
研究室の先輩である
伊藤博之さんが設計した
サクラノキテラスを見学に。
openhouse001.jpg
中目黒の駅から徒歩5分ほどの
静かな住宅街に
小さな敷地の角に立つ桜の古木を
包みこむように建つ集合住宅です。

3階建てですが
各部屋が縦に重なるのではなく
3層の住戸が横に並んだ構成が
大変面白いと思いました。

1階はサクラの木影に守られるように
2階は窓一面のサクラの花に包まれるように
3階はサクラの樹上に浮かぶように

視点の高さによってサクラとの関係が変わるのを楽しめます。

都心にあっても
自然の恵みと寄り添うように暮らす住宅。
ふたつの取り組みに
刺激をたくさんもらって帰路につきました。
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住宅拝見(1) [設計事務所の日常]

以前、私が設計協力させていただき、
昨年完成していた住宅に
先週末にお邪魔してきました。

都内でも有数の住宅地に立つ2世帯住宅を設計したのは
高橋博朗さんと彰子さん ご夫婦の建築家
彰子さんは私の大学の研究室の同級生です。

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水平に延びる軒のラインと横連窓が
真っ白な外壁とあいまって
正統派モダニズムの美しさを感じさせます。

リビングに大きくとられた開口による
庭との一体感が秀逸でした。
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断熱と通風にもにこだわったため
完成直後の夏の間に
エアコンを使用したのはたったの一回だったそうです。

かたちだけなぞった「和風」ではなく
本物の「和の空間」が
モダニズムの文法によって
きちんと、誠実に実現されていると感じました。

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忍者鉄道に乗って [設計事務所の日常]

三重県 伊賀上野に出張です。

名古屋から近鉄特急を乗り継いで1時間と少し。
伊賀神戸という駅から伊賀鉄道に乗り換えます。

この電車、忍者の顔がペイントされた
忍者電車なのです。
さすがは伊賀忍者の総本山。
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でもどこかで見たことあるようなこの目元…
なんとこの忍者、松本零士氏による書き下ろしなのだそう。
そう聞いてしまうと、もうメーテルにしか見えません。

伊賀神戸から伊賀上野の城下町までは
この忍者鉄道に乗って約30分。

トコトコという感じでのんびり走ります。
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車窓から見えるのは
ゆったりとした里山の風景。
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思わず「懐かしい」と感じてしまうこの景色。
生まれ故郷というわけではありませんが
この風景と自分が、どこかでしっかりと繋がっていたい
そう思わずにはいられません。
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いつもより手前の駅で降りてみました。
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