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給排水工事<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

建物の給排水設備工事がはじまりました。
キッチンのシンクや水栓、トイレや洗面所の工事がこれに該当します。

森田水工さんが久しぶりに現場に登場。
基礎に配管を行って以来です。

今日は、壁の中に配管を作っていきます。
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設置された給水管に水漏れが発生していないかどうか
1か所ずつ水圧をかけて検査していきます。
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ある程度の水圧をかけても、
圧力が減衰していかなければ合格です。

「これをやっておかないと安心できませんから。」
という森田さん。
自分の仕事にキチンと責任を持つ
職人さんの言葉には重みがあります。
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内装下地<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

住居部分の内装仕上げはビニルクロスとなりますが
まずは、下地となるプラスターボードに下地処理を行います。
ボードとボードの間をパテで埋めて平滑な面を作るのです。
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この工程をきちんと行わないと、
クロスの仕上がりに微妙な凹凸が出たりします。

作業を行うのは金子内装の金子さん。
きっちり、丁寧に作業をしてくれています。

特に、ボードが動きやすい構造材の継ぎ目にあたる部分には
あらかじめ、グラスファイバー製のテープを張って
ひび割れを防ぎます。

パテは下塗り用と上塗り用を2度に分けて塗っていきます。
下塗りでボードからの吸い込みを抑え、
より粒子の細かい上塗りを行うことで、
クロスの接着力がよくなるのだそうです。
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きれいな壁下地が出来上がりました。
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プラスターボード張り<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

外壁仕上げの板金と並行して、
内部の壁の下地となるプラスターボードを張って行きます。
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プラスターボードには延焼を防ぐ防火の機能も備わっています。
法的には9.5mm厚のボードを張ればよいことになっているのですが、
壁に物がぶつかったりしたときに割れたりしないよう、
12.5mm厚のボードを使用しています。
防火の性能も準不燃から不燃に上がるのでより安心です。
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張っているのは
巧人・宅間棟梁のお弟子さんのタツヤ君。
ボードを張る作業には、
墨出しや材料の加工、取り付けなど、
大工さんに必要とされる基一工程が一通り含まれているのだそうです。

棟梁の厳しい指導を受けながら、頑張っています。
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1サイズ上のユニットバス<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

ユニットバスの工事をしています。

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通常であれば1216サイズ(1200mm×1600mm)のユニットバスしか入らないスペースに
1サイズ上の1416サイズ(1400mm×1600mm)のユニットを入れるため、
あらかじめ囲われたスペースにユニットを組み立てる通常の順序とは逆に
ユニットを組み立てた後で、周りの壁を立てていきます。
巧人・宅間棟梁の提案によって実現しました。

通常、ユニットバスは組み立てる際の施工性を考慮して、
周囲の壁からある程度の隙間をあけて組み立てるように
設定されているのですが、
この方法であればその隙間を極力少なくすることができるのです。

コロンブスの卵のような発想ですが、
設計の段階から浴室周りの柱をなくすなど、
構造計画にも大きく影響があるため
周到な準備が必要です。

そして、隙間なく壁を立てるための
施工精度と手間が必要となるため、
大工さんの理解と協力が得られなければ
実現はできません。

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ゆったりと足を伸ばして入浴できるユニットバスが入りました。

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外壁の板金工事<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

さあ、外壁の板金工事が始まりました。

今回の外壁仕上げは、ガルバリウム鋼板の一文字張りです。
建売住宅などでよくつかわれるサイディングとは違い、
一枚ずつ手で張っていくので、手間がかかります。
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しかも今回は等ピッチの割り付けではなく
3種類の幅の鋼板をランダムに割りつけており、
それぞれが、ホワイト・ライトグレー・シルバーの3色に分かれていますから、
全部で9種類の鋼板を張り分けていかなければなりません。

施工を担当する石浜板金の石浜さんに聞いたところ
通常の倍以上の手間と時間がかかりそう、とのこと。

鋼板の幅は180mm・235mm・340mmの3種類
910mm幅の板から無駄なく切りだせる寸法としています。

作業に入る前に
まずは石浜さんに全体のイメージを伝えます。
割り付け図面は作成していますが、
サッシや水切りなどとの取り合いの都合で臨機応変に変更する必要があるため
全体の見え方や角の部分の色のまわし方などについて
設計者の意図を伝え、イメージを共有してもらいます。

どの工程でもそうですが、細かくあれこれと口を出すよりも
目標とする全体像を示した方が効果的で、
職人さんの効率も上がる上、
それぞれの判断で自律的に最善の選択をしながら作業を進めてくれるようになるため
結果として、良いものが出来上がると思います。

一文字張りは下から上へと張っていきます
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一段張っては、その上にかぶせるようにまた一段。
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あらかじめ、墨出しされたラインに沿って歪みのないよう
丁寧に作業をしてもらっています。

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白を基調とした壁面にライトグレーとシルバーのラインが挿入されていきます。

「始めに聞いた時は
『そんな割り付けして大丈夫かな?』って思ったけど
やってみると結構いい感じですね。」

と石浜さんの嬉しいコメント。
どうやら、目指すイメージを、はっきりとつかんでいただけたようです。

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アルミサッシと水仕舞い<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

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今日はアルミサッシが取り付けられました。

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アルミサッシには四周に外壁に取り付けるための「つば」がついています。
このつばを防水紙の上から釘打ちで止めていくのですが、
上側のつばだけは防水紙の下に潜り込ませるようにして留めています。
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壁を伝って落ちる水がサッシの下に入り込まないようにするためです。
この上から防水テープを張るのですが、
防水テープやコーキングといった
化学系の材料にあまり頼らないディテールを心がけています。

「コーキングは必ず切れると思え。」とは、棟梁・宅間さんの信条。
基本的にはコーキングに頼らない納まりで、
水の逃げ道をつくり、建物を雨から守ります。
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階段<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

土曜日、お昼前に現場でオーナーご夫妻を交えて打合せを終え、
いったん事務所に戻りました。
その後、夕方の4時頃に再び現場に行くと
昼前には影も形もなかった階段が完成していました。
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階段をつくるとは聞いていたので、
「どのくらい出来てるかな~?」と思っていたのですが
わずか4時間足らずで完成してしまうとは驚きました。

「こういうのは仕度(したく)が肝心なんだよ。
きちんと材料を刻んでおけば現場で組み立てるのはあっという間。」
と、当然と言った感じの棟梁・宅間さん。

ですが、只の階段ならまだしも
この階段には下足箱という機能も備わっているため
本来見えなくなるはずの段裏も露出します。
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通常はくさびを打ち込んで
段板をささら(階段を支える斜めの側板)に固定するのですが
そのくさびなしで、コンマ数ミリの精度で段板をはめ込んでいるのです。

出来上がってしまえば、何気なく見える納まりに
職人技の粋が込められています。

シビレるな~
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外壁の防水<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

外壁の下地(耐震パネル)に防水層を施工しました。
今回は透湿防水紙を前面に張っています。
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透湿防水紙とは
水滴は通さず、水蒸気は通す特殊なシートです。
外からの水の侵入を防ぎながら、壁内部の湿気を外に放出します。
ただ、今回は下地に耐震パネルがあるため、
内側からの湿気はあまり外部に漏れません。
となると、室内から壁の中に湿気が侵入すると内部で結露を起こしてしまうので
室内側の壁を張る前に防湿シート(湿気を通さないビニール素材)を
前面に張って、壁内部への湿気の侵入を防いでいます。
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断熱材<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

外壁の内側に断熱材を充填しています。

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建物全体を断熱された壁でくるむことで
夏は涼しく、冬は暖かな環境を生み出すのに大事な役割を果たします。
100mm厚のグラスウールを隙間なく詰めていきます。
この断熱材、住宅版エコポイントの影響もあって
極端な品薄状態となっており、
現場によっては、何ヶ月も入荷待ちが続くことがざらにあるという異常事態が続いています。

今回は、巧人・棟梁の宅間さんが手を尽くして
ようやく確保してくれました。


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床板<NOKKA> [9坪×2のカフェ・ハウス]

2階のベッドルームの床を張り始めました。
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最近では24mmの合板に15mm程度のフローリングを張る床が主流ですが、
ベッドルームは床板の裏がそのままカフェの天井となるため、
無垢の板で一発仕上げとしています。
床の剛成を確保するため、40mmの厚板とし
900mmピッチに渡した梁に直接ビス止めして行きます。
ビスの頭は埋め木で処理します。

材料は肌触りのよいサワラです。
素足に心地よく、思わず寝ころびたくなるような床材です。
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