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稽古場の舞台 [舞台空間デザイン]

東京都が主催する演劇祭フェスティバルトーキョーの
主催公演『光のない。』の舞台美術デザインを手掛けています。

hikari01.JPG
先日、稽古場に仮設の舞台が組まれました。
ここまで大掛かりな稽古場仮設は初めてです。
舞台の殆どが、かなり急な傾斜になっているため、
その勾配を演出家の三浦基氏と最終確認。

俳優さんの動きにもかなりの負担がかかる筈なのですが、
それを全く感じさせない、水面に浮かぶ水鳥の様な、さりげなく
凛とした立ち姿に、思わず鳥肌が立ちました。

生身の身体と空間とが同時に立ち上がって行くさまを
肌で感じられることこそ、演劇の醍醐味です。

公演の詳細は以下のサイトをご覧下さい。
http://festival-tokyo.jp/program/12/kein_licht/
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