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えいごや<the Reason of Design> [学習塾のインテリア]

「えいごやにふさわしい、ここにしかない空間をつくって下さい。」

えいごやのオーナーであり、代表の伊藤雄吉先生の言葉から
このプロジェクトはスタートしました。

教育心理学や認知科学に基づき、独自の理論を発展させてきた
その指導スタイルは、素人の私が聞いても
大変ユニークで、なおかつ実践的な手法だと感じました。

その指導法を最適な形で実現できる空間をつくることは
簡単ではないと感じましたが、
実現できれば、それは画期的な空間になると直感しました。

「えいごや」の指導法については、ここでは詳しくご説明できませんが、
重要な方針の一つとして
音読=oral reading を基本とし
少人数指導のスタイルをとっています。

先生と向かい合い、
声に出してテキストを読むということを大切にしているのです。

ですから、個室化したブースを防音壁で囲って・・・
となったかと言えば、さにあらず。

そんなことをしたら、圧迫感と閉塞感で
とてもじゃないけれども集中して勉強なんてできません。

伊藤先生によれば、
集中するためには、適度に開放されていて
周りのノイズが入ってくる方がよいのだそうです。

一言で言うと
「開放的で、なおかつ集中できる空間」が
ベストなのです。

では、低いパーティションで囲って
頭上をオープンにすれば・・・
EIG008.jpg
これもNG
目の前を壁で仕切られることによる閉塞感は変わりません。
上半分がオープンになっているというのは、
上から覗かれそうで、落ち着きません。

個別指導を売りにする英会話教室などでよく目にするこのスタイルも
決して学習に適した環境とは言えないのです。

では、えいごやの空間のどのあたりが
「開放的で、なおかつ集中できる」のでしょうか?

さらに、長くなりそうなので次回に続きます。

「えいごや」さんのHPはこちらです
http://www.eigoya.jp/
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